「す、すごいじゃん、自分」(笑)

自分のこと「自分、すごいじゃん!」って、思うことありますか?ありませんか?

特に、他人から見たら、あるいは普通に(客観的に考えたら)全然すごくないことなんだけど、自分としてはすごいじゃん!って思うこと。

私、最近あるんです。

それは、「車の運転」。

とは言え、私のドライビング技術がすごいとか、なんとかそういうことでは全くありません。それどころか真逆。

車の運転をするようになって、かれこれ20年経ちます。でも、ず〜っと、車の運転には苦手意識があります。そして運転することもあんまり好きではありません。「運転する」という行為の中にも、色々苦手エリアがあって、失敗も多いです(直近の例では、車庫入れのとき、なぜかバックミラーを壊してしまったとか・・・汗)。

で、「失敗」はないものの、実は一番苦手なのは「スピード」です。私、スピードを出すということがこわいんです。さらに、「知らない道」をドライブすることにも、ものすごく苦手意識が高いです。ちなみに「知らない道」は歩いてても苦手(方向音痴)。

でも、こちらで生活していると、車は文字通り「足」。そして、どこに行くにも(ほんとに、どこに行くにも!)高速道路を使います。100キロ以上で走るのが日常茶飯事。そして息子のサッカーの試合なんて、毎週「行ったことない」場所。当然高速使用です。

アメリカ留学中も運転していましたが、そりゃあ最初の時は清水の舞台から飛び降りるどころの話じゃなかった。そして留学当時は、生活圏での運転はなんとかするようになったものの(ちなみに生活圏での運転でも毎日高速道路)、それ以外のとこには決して行きませんでした。

日本でも、「ここ、車の道ですか!?」レベルに狭くてくねくねしている城下町(熊本)の道路を最初はほんとに泣きながら運転して(いきなり曲がり角で車こすったけど)、なんとか慣れて日々運転するようになったものの(子供の送り迎えがあり、交通の便の事情もあり、運転は必須だった)、やっぱり生活圏から出て運転したことはありません。ふつうはこれ、車で行くよね?って場所でも、お金がかかっても電車やバスを駆使してました(そして私は実は10年以上日本で運転していたのに、日本で高速道路を走ったことがありません・・・こわかったから)。

だけど、「留学」ということでなく、こちらで「暮らす」ことになったため、どうしたって、どうしたって、「行ったことない場所に高速飛ばして」行かないといけないことが、あるんです。できれば夫に運転してもらうけど、平日の昼間はいないし〜・・・もう、するしかない〜・・・・

とは言え、ふつう誰もが当たり前にすること。ただ、私にとっては、上から数えて上位に入る「チャレンジ」だったんです。そして今でもかなり上位のチャレンジです。

2年前こちらに越してきて、久しぶりに(7年ぶりかな)アメリカの高速道路を運転することになって、涙ちょちょぎれるくらいコワくて、あまりに緊張して運転したので(かえって危ないよ^^;)全身筋肉痛になりました(笑)。

しばらくの間、というか、ついつい最近まで「行ったことない場所に高速飛ばして」行かないといけないときは、まずは夫に助手席に乗ってもらって練習の運転してみてから一人で本番に臨むということをしてました。コワかったし、自信もなかった。

今も、コワいし自信満々では決してありません。でも、さすがに、さすがに、慣れてきたのと、あと、必要に迫られて、「行ったことないちょっと遠くの場所に一人で高速飛ばして運転する」ということをするようになってきたのです。

え?それで、って?
そう、これって、ぜ〜〜んぜん、たいしたことじゃないんですよ。特にアメリカに住んでいると・・「そもそもどうして、このこと、ブログに書くの?」ってくらい、多くの人の話題にも意識にものぼらないようなことです。

だけど、だけど、最近、ようやくようやく「行ったことないちょっと遠くの場所に一人で高速飛ばして運転する」ということを、どきどきしながらもするようになって、できるようになって、「あ、あたし、すごいじゃ〜〜ん」って、まじで、思ってるんです。

とくに最近のようにゴージャスな天気が続く日々に(こちらの人は「すごく良い天気」のことを「ゴージャス」と表現することが結構多いのね、と最近気がついた。)緑の中を運転するのは(こっちは高速道路でも緑いっぱい)、さすがの私でも「気持ちがいい」んです。で、「気持ちいいなあ」と感じている自分に対して、

「あ、あたし、すごいじゃ〜ん(涙)。」と思ってしまうのです。

「和泉、よく、ここまでがんばったね〜・・・」って、実は、運転をしている(できている)自分に対して、思う事が一番多い・・・

どんだけ苦手だったの?って話ですよ。はい、そんだけ苦手だったんです。

で、必要に迫られてやってるうちにさすがに慣れてきて、快適さまで味わえるようになったんです。

すごくない?わたし、すごくない???

ってひそかに一人で思ってました。

で、本日、初公開。

実は、高速でぐん、とアクセルを踏んで他の車を追い抜く時に、そういうことができるようになった自分に思わず涙ぐんじゃったことあります(わはは)。

そう、ほんとに、ほんとに、こわかったんです〜〜。ちょっと前まで。

自分に「よくやった」って言うのって、そんなに簡単じゃないですよね。私も、他のことだと、ここまで「す、すごくない?わたし!?」ってなかなか思えないんですが(笑)、あ〜、わたし、このことではすんごく自分を褒めてるな〜、って気がついたので、ブログってみました。

繰り返しになりますが、これっておそらく多くの人にとって「それが何か?それってそんなに褒めるようなこと?」ってことなんです。
でもいいんです!!!

私にとっては、今回のアメリカ生活2年間の中で(明日が2周年記念日^^)、これ、最大のアチーブメントなんです。

・・・・・っていうこと、あなたにも、あるのでは??
世間の評価とか、一般的な価値観とか、関係のない、あなた(だけ)にとっての「す、すごいじゃん、自分」。「よくやったよね(やってるよね)自分」てこと。

きっとあると思う。人に対して素直に謝れるようになった、とか、5分早起き出来るようになった、とか、前屈の姿勢で手が床に届くようになったとか、怒りを表現できるようになったとか、それがどんなことなのか、まさしく千差万別だと思うけど。

わたし、かなり、メデタイでしょうか?
確かに。

だけど、こうしてこのブログを読んでいただいたのも何かのご縁。

世間の評価とか一般的な価値観とか、関係ない「自分、すごいじゃん」。ちょっとだけ、思いを馳せてみませんか?

そして、世間一般では「それが何か?」ってことだから一人でこっそりと(ここ最近の私のように)「す、すごいじゃ〜ん」とおもっていることがあれば、言っちゃいましょう!誰かに。

ちょっと恥ずかしいですが(今の私)、結構気持ちいいです。いえ〜い。

追伸:だけどやっぱりまだマンハッタンやJFKまでは迎えに行くガッツがありません(まだ運転道、道、なかばでござる)。日本から遊びにくるときは、汽車で近くまで来てね^^。