Ask for helpー助けてもらうということ

一週間だけの日本帰省。雪で出発が遅れたため、日本に到着したのは夜中近くでした。航空会社が手配・チャーターしたバスに乗って東京駅に向かい、東京駅近くのホテルにチェックインしたのは午前1時30分でした。

そのバスの中、予約していたホテルに連絡を入れる必要があったので、電話したかったのですが、日本で使っている携帯電話をまだ使えるようにしていなかったので、手段がない・・・(空港の公衆電話から一度電話は入れていたのですが、もう一度電話する必要があったのです)

もちろん、バスの中にいる特に日本人の人はほぼ全員がスマホをいじっています。

あっちにもこっちにも電話があふれているのに、私たちは電話することができな〜い。

ずうずうしい私は、「どなたかにお願いして、ホテルに電話をかけさせてもらおうかな・・・」と思いつきました。

でも、「え、まじで?やめて、そんなこと」みたいな感じでちょっと白い目で見られるんじゃないかな・・・という、恐れも抱いて、ちょっと躊躇・・・どうしよう・・・

どうしよう・・・電話、かけたいのに・・・すぐ、そこにあるのに・・・でも、な〜・・・

その逡巡の中で、すでに電話ができるか否かということは、実はもうあまり重要ではなくなっていました。その時、私にとってもっと大きなチャレンジそして問題は、バスの乗客の誰かに声をかけることができるかどうかということになっていました。

結局私は乗客のお一人に声をかけて快諾していただき、ホテルに電話をかけることができました。

なぜ結局声をかけることができたかというと、もちろんもともとずうずうしい性格ということもあるのですが(笑)、逡巡している時に、私にとってのチャレンジの性質が少しシフトしたから、かな、と思っています。

逡巡している間に、ふと、こんな質問が浮かんできたのです。

果たして私は、誰かに助けて欲しいときに、助けてください、と言えるのかな?
と。言えるようになるのかな?と。

これまでの人生では、あ〜んまり、言えてこなかったんですよね。そして色々なことを経て、「助けてください」と誰かに言えるようになることは、自分にとってのチャレンジだな、と思うようになっていたのです。

携帯電話ひとつでおおげさな、と思われるかもしれませんが、ああ、これって、助けてほしいときに、助けてって言えるかどうか、のチャレンジだな〜、って思ったんですよね。

そして「助けて、と言ってみよう」って、思ったんです。

助けてほしい、って、言ってみれば、結構助けてもらえるんですよね。あたりまえの簡単なこと。その人にってものすごく負担じゃなければ、人は結構助けることに喜びを持つ。

でも、「助けてください」と一言お願いする、それが難しいことってありませんか? 自分なら助けるだろうに、なんか自分のことは助けてもらえないような気がしたり、自分のことを助けてとお願いするのは気がひけたり・・・

何が、私を「助けて」ということがから止めていたのかな。何があなたを「助けて」ということから止めているのかな。