「その道に入らんと思ふ心こそ我が身ながらの師匠なりけり」—利休道歌
「その道に入らんと思ふ心こそ我が身ながらの師匠なりけり」
茶道の基本思想、道具の扱い方、お手前の心得などなど和歌にたくしたものをまとめたものがあって、利休百首や利休道歌とも言われるようです。利休居武士という人がまとめたとも伝えられているようです(ただ、私は詳しいことは実はよく知りません^^;;)。
この歌はそのうちのひとつで、「その道に進もうと思ったその自分の気持ちこそが、自分を導く師匠である」と意味だと考えてます。
もともとは茶の湯の「道」のことを歌った和歌なのだと思いますが、お茶に限らないことだな、と思います。
どんなことであれ、どんな仕事であれ、もともと、なぜそのことをしようと思ったのか。必ずしも理想的な状況で選択したことではなかったのかもしれないけれど、その「道」に進んだその時の自分の気持ちや目的や志が、ありましたよね。
そのときの自分の思いこそが、自分をここまで導いてくれたはず。そしてこれからも自分を導いてくれるはず。だけで、日々のいろんなことにとりまぎれて、そういうの、忘れちゃいがちですよね。
あなたがいまいる「道」の師匠は、あなたのそういう気持ちだったはず。師匠がいないとどんな道であれ、進むのは大変です。自分の師匠、忘れてませんか?なくしてませんか?

