「やる気にさせる」方法?
息子の通う小学校では、3年生から、音楽の時間に希望者は弦楽器を習うことができます。キッズ・オーケストラ予備軍らしいです。で、その宣伝に来た上級生が弦楽器を奏でる「姿」を見た当時2年生の息子は「かっこいい!」と思ったらしく「ぼく、バイオリンやりたい」。あくまでヴィジュアルから入った感じ(笑)。
「はあ?いや、うち、そういうお宅じゃないんですけど・・・・(←バイオリンは良家の子女が習うものだという思い込みのある母。笑)」と思いつつ、まあ、やりたいっていうんだからやらせてあげるか、と思い(別にお稽古代がかかるわけでもなし。笑。あ、バイオリンのレンタル代はかかるのですが、そんなに高くないんです。)昨年の10月から息子は週1回小学校でバイオリンのレッスン。
で、最初のうちこそ、物珍しさもあり、また何と言っても本人が「かっこいいからやりたい!」と思って始めたこともあり、家でも一生懸命「ぎこぎこ」と練習していたのですが(ほんとに「ぎこぎこ」で、うああ、早く練習やめて〜、と、心の中で悶絶しつつ顔はにこにこしていた母であった。)、そのうちに自宅では全く練習しなくなりました。
「音楽の先生から毎日練習させてくださいねって、メール来てたけど、いいの〜?」と数回言ってみましたが、のれんに腕押しだし、こっちもそれほどコミットメントがないので、そのままでした。
それでも「音楽の時間」には練習していて、なんと6月にはコンサートがあるらしく、昨夜のことですが、夫と息子で何やらその話をしていたのです。息子が「先生、ぼくがすごく上手だって言う」「全然練習してないのに、上手だって言う」と、ちょっと不思議そうに言うのです。で、その後夫の誘導質問(笑)に答えて、「全然練習してないのに上手だって言われても嬉しくない」と言っております。
で、私、つい、「あ〜〜、そりゃ〜〜、お世辞だ」と、ぽろりと、ホンネを(笑)言ってしまいました。
その時、ちょっと場(=夫&息子)が凍ったような・・・
その「ちょっと凍り付き」を感じ取った母は「いや〜、ほら〜、アメリカの先生って、みんなをそういうふうに励ましてくれるから〜^^;;」とか言い足して繕いました。夫も援軍を出してくれてなんやら言ってくれている。
でも、家族3人団らんの場はますますちょっと凍ったような・・・・
私、基本的に&普段は、「褒めて育てる」ことを意識はしていて、実際褒めることが多いです。息子のバイオリンを実際に聞く機会がある時は、「ぎこぎこ」に心の中で悶絶しながらも、「ちゃんと曲が弾けようになったね〜、すごいね〜」とほめほめまくり。
でも・・・最近バイオリンの音ちっとも聞いてないし。てか全く練習してないわけだし。人並みはずれた才能があるならともかく、そういうことはないわけだから、やっぱりそれは先生、どう考えても、おせじでしょ〜(ま、これも褒めて育てる、ってことだと思うんですが)って、ふつうに思って、それがぽろりと出ちゃったんですよ。その時とかここ最近息子のバイオリンを実際に聞いてたら、また違う言い方したと思うんですけど。
息子無言(あちゃ)。
別に怒ったり拗ねたり悲しそうにはしておりません。
はっきり言って、彼も「おせじも多かれ少なかれ入ってるんだな」って、分かっちゃった?みたいな・・・
で、息子いわく「僕、明日の朝、バイオリン練習する」。
「明日(あとで)XXする」と言って、やらないことは多いので、「あら、そう〜」と流して聞いていた母。
ちなみに、後で夫には「ああいう言い方(おせじのくだり)って、どうかと思ったけど」とちくりと批判されました。だよね。
でも、そんなことすらけろりと忘れていた今朝。
比較的ごはんやら学校に行く準備やらをスムーズに済ませた息子が、おもむろにバイオリンを取り出して練習を始めたのです。
おおお。ほんとに練習するの?有言実行じゃん。
息子のバイオリンを聞くのって、ううん、何週間ぶりだろ?何ヶ月ぶりかな?
ましてや、息子がこちらが全く何も言わない&してないのに自ら何か(遊び以外のことを)をするのっても・・・・久しぶりかも。
私も、いつもいつも「やりなさ〜〜いっっ!」とか言う訳じゃないですよ。いちおうコーチなんで、そういうの効果がないだけじゃなくて逆効果、ってことも分かってるし。ただ、言っちゃうこともある(告白:人間だもの。笑)のと、あと、そういう言い方じゃなくて本人がその気になるような策を弄したり(笑)することはあるんですよね。
でも、まったくこっちがそのことを「忘れて」すらいたときのこの自主性の発揮とそれにともなう行動・・・
う〜ん。モチベーション・アップって、結局、色んな道があって、あれこれ計算したり作戦たてたり策を弄したり、はたまた本人をあたたかく見守ったり、・・・云々、ってことで、うまくいくわけでもないのね〜・・・・・
と、やっぱり「ぎこぎこ」な息子のバイオリンの音を聞きつつ、ぼんやりと感じた朝。
ちなみに「この卵いやだ〜ママ食べて〜」という息子にいつもは「そういうわがままを言わせてはいかん、ちゃんとしつけないかん(それに朝はちゃんと食べさせないと)」と思って、結構きびしく言って食べさせるんだけど、今朝はぶっちゃけしつけするのがめんどくさかったんで(苦笑)「じゃあいいよ食べなくて」と普通に言ったら、いつの間にか食べてたな〜。ふ〜ん。
なんか、ちょっと、拍子抜けした朝。
いい意味でですが、
息子をやる気(食べる気)にさせようと思って、普段わりと(あれこれと考えて、「言わないように」と自分を抑えるのも含めて)がんばってんのが、な〜んか、あほらしいね〜
って思いました。ははは。
しかしあの「ぎこぎこ」は・・・・^^;;
やっぱり、せんせい、ありゃお世辞だな〜。間違いない(あ、古い?)。

