助けを求める① 「相手」の問題か「自分」の問題か

*クライアントさんご自身の許可を得た上で、詳細を少し変えて書いています。

先日コーチングセッションを行ったクライアントさんのトピックは、ある人に「助けを求めたい」のだけれど、していいものかどうか迷っている、ということ。

どうして迷っているのかなという、そのお願いをする相手に頼んでいいものかどうか「はっきりしない」からだとか。
というのは、その相手の健康状態が今あまり良くないから・・・云々。
ただ、面白いことに、以前この案件について言及したときに、その相手は「そういうことになったら、いつでもどうぞ〜」と、すでに言ってくれているらしいのです。

が、クライアントさんはとにかく、助けを求めるべきかどうか「はっきりしない」、だってその相手の状況は・・・・・と話すのです。そしてそのままほおっておいたら、いつまでも話つづけそうな感じ。その相手の状況について。

そこで私は「中断」のスキルを使って、こう問いました。

「ちょっとごめんさない、今日話したいことは、その相手のこと、それともあなたのこと?」と。

ほんの少しだけ間をあけて、でもはっきりと、クライアントさんは言いました。
「・・・私のこと。」

つまり、助けを求めるべきかどうか「はっきりしない」原因はその相手さんにあるのではなく、クライアントさん自身の中にあるということです。

そう、これは「自分の」問題。相手の状況が云々とか、それは「助けを求める」することについて”ひるんでいる”自分に対する「言い訳」です。コーチング用語で言うところの「サボタージュ」なんです。

ということについてクリアーになり、クライアントさんとコーチの私で、それを確認できたところで、まずは第一ステップです。

このステップを踏む事なしに、”本当の”問題に取り組むことはできません。

そこから、では、そのサボタージュは何なのか、どうして既に相手から「いつでもどうぞ」と言われているにも関わらず、そのクライアントさんは、実際に助けを求める段階になった時にその「助けを求める」という行動をとることができなのか、ということを、クライアントさんと私は見ていきました。(つづく)