Money and meーお金と私

今日はニューヨークで一緒にワークショップを受けた仲間の一人とコーチングの練習セッションをしました。仮にNさんとします。Nさんとは、1月に1〜2回の頻度で電話で練習していて、もう半年以上になります。

今日は最初に私がクライアントになりました。練習とは言っても、コーチングそのものはリアルです。リアルで旬なテーマについて互いに真剣にコーチングし合います。そしてその後、互いにフィードバックを与えます。

今日の私のテーマはMoneyでした。お金に対する感覚、お金を使うということに対する感覚について、最近ちょっと「なんか、良くわからないっていうか、すっきりしません・・・」というところがあったので、テーマとして出してみました。

私自身の話の詳細は割愛しますが、今日Nさんが私にしてくれたことは、結構驚き&インパクトがありました。私が話すのを少し聞いた後、Nさんは、”Izumi, grab your wallet”(お財布を持って来て)と言うのです。お、オッケー、って感じでそそくさと寝室にあったお財布を持って来た私に対して、Nさんが続けて言う事には、お札を3枚だして目の前に並べろとのこと。やはり言われるままに並べる私。

そしてNさんは言ったのです。”Meditate and feel the energy of the bills” (瞑想してお金のエネルギーを感じてみて)と。

一瞬だけ「え?」とは思いました。でも、Nさんとは仲間として友人としてそしてコーチ&クライアントとしての信頼関係がしっかりと築かれているので、一見突拍子のないようなことでも全く違和感なくすることができます。言われた通り素直に瞑想してお金のエネルギーなるものを感じようと私は集中しました。少ししてさらにNさんは言いました。

“What are they telling you?” (お金はあなたに何て言ってる?)と。

私は集中して耳を傾けました。

もちろん、お金はしゃべりません。しゃべったとしても私には聞こえません。私にそういう能力はありません。でも、そういうことじゃない、んです。お金が自分に何を言おうとしているか・・・一生懸命耳を傾けて聞こえてくるのは、実は「私自身の」声です。まさに文字通り「きちんとお金と向かい合うこと」によって、お金と自分との関係性が見えてくる(この場合は「聞こえてくる」のですが)のです。ちなみにこんなことしたのは生まれて初めてでした。

驚くほどたくさんの声が聞こえてきました。つまり自分の中にあったお金というものに対する見方や思いや願いが言葉として浮かんできました。そのうちのひとつは "Be wise”—賢くあれ—。つまり私はお金にたいして賢くあるべきだと思っているしそうありたいと思っているということ。“Use us, don’t be used by us”なんてのもありました。お金は使うもの。使われるものじゃない。"Have fun with us”なんてのも。やっぱり楽しい事に使わなくっちゃね。

などなど・・・

浮かんできた色々な言葉をNさんに伝えていき、さらにNさんとのやりとりと続ける中で、このコーチングは思いもよらなかった自分自身の深みへと私を連れて行きました。私は自分のお金に対する価値観が、祖母と母そして父のそれぞれの「生き方」のようなものと、それに対する私の見解と密接に関わっているということを発見していったのですが・・・このことはまた後日。