身体を使う
コーチングには、「ただ話をする」「ただ話を聴いてもらう」というイメージもあるようですが、実は「身体」を結構使います。
例えば仕事や人間関係がうまくいかいと感じて八方ふさがりのように感じるとき。
コーチは、その状態や状況を「説明」してもらうのではなく「感じて」もらうようにクライアントさんと促すことがあります。
アタマと言葉だけを使うのではなく、まさしく「カラダで分かる」ことは、とてもパワフルで効果があるからです。
そこで、今その状態や状況にあるのって、体感的にどんな感じですか、と尋ねたりします。そしてたとえば「押しつぶされている感じ」とか「真っ暗闇の中でうづくまっている感じ」などという回答が出て来たら、その感覚を再現してもらうのです。
何か(害にならない程度に)重いものを実際に持って来てもらって、持ってもらう、身体の上においてもらうとか。
夜なら電気を消してもらって真っ暗にしてもらって実際に「うづくまる」姿勢をとってもらうとか。昼間ならブランケットなどをかぶってもらって光を遮断してもらうとか。
実際に身体だけでなく時には小道具も使って、その感覚を再現してもらいます。
悪い感覚だけじゃなくて、「その夢が達成したことを想像すると、すごくわくわくしていて、はねまわりたい気分」なんてことが出てきたら、実際に立ち上げ合ってぴょんぴょうんとはねまわってもらいます。
つまり、その状態をコーチング・セッションの間に実際に「体験」してもらうのです。
そのプロセスについては詳述を割愛しますが、その疑似体験をしながらコーチの質問に答えてゆくことによって、アタマと言葉だけであれこれ悩んだり解決しようとしたりしていたことが、「分かる」ことがあります。
とても、高い頻度であります。
私たちはアタマでいろんなことを考えがちです。そしてアタマでもって何かを解決しようとします。
でも、私たちのリソース(資源)は、アタマだけじゃないんです。
「体が覚える」とか「体で分かる」とか言いますよね。
カラダは、ほんとうにリソースフル(resourceful=資源がいっぱい)。カラダは、「知ってるんです」よ。「分かってる」んです。そのことを、私たち本人が知らない。アタマに頼りすぎちゃってるから、カラダの知恵を忘れがちです。「カラダは分かってる」、ってことが分からなくなってしまう。(ま、私もなんですけどね^^;;。だから私自身もコーチング、受けてる訳ですが。)
だまされたと思って、カラダ、一緒に使ってみましょう。
・・・毛布かぶったり、ぴょんぴょん跳ねたり、ちょっと恥ずかしい?
大丈夫。コーチの私も一緒にするので^^

