クライアント体験

「コーチング」に関する本は、今いっぱい出版されていますよね。
子供に対するコーチングとか部下に対するコーチングとか、教育コーチング、ビジネスコーチング、色々色々です。

コーチングが身近になってコーチングに対する垣根が低くなってきているとでも言うのでしょうか。

これって、基本的に、すごく良いとことだと思っています。他者や自己と「コーチング的な関わり」を持てることで、良い意味で自分が変わりそして自分が生きている世界が変わる、というのは私自身経験済みですし^^

ただひとつ、最近何人かの方とお話していて、ちょっと「あれ・・・?」と思うことがあります。

コーチングがとても身近になって、その「いろは」の様なものに関する知識やノウハウが書籍やネットですぐに得られるようになったことで、コーチング的なことを実践している人が多くなってきていること自体は、素晴らしいのですが・・・

実際に自分がコーチングを受けた経験が全くないままに、コーチング的な実践をされている方が、結構多いんだ〜・・・と、感じることが最近多いです。

もちろん、それはそれで、いいんですが。

ただ、コーチングのインパクトって、自分が受けてみて一番分かるんですよね。
良くも悪くも。

クライアントの気持ちは、クライアントになってみないと分かりません。熟達したプロのコーチは、皆、熟達した(?)クライアントでもあります。

私自身の経験から言うと、良いコーチングを受けることが、実はコーチとして一番の訓練にもなります。

逆に言うと、自分自身がコーチング的な関わりを「受けとる」経験をすることなしには、コーチング的な関わりを「与える」ことは、実はけっこう難しいことだと思います。

もし、誰かにコーチング的な関わりやコミュニケーションを試してみたい、その誰かに対して自分がコーチであるかのような関係を構築したい、と考えているならば、まずは自分がなんらかの形でクライアントの体験をすることが、まずは大切—なのです。